SOLIDWORKSの動作環境、推奨パソコンを調べる方法を解説しています。要求スペックと推奨パソコンの型番は公式サイトで調べられるのですが、調べ方がややこしいので画像付きで解説します。
この記事の目次
ソリッドワークスの動作環境は公式サイトで調べられる
・SOLIDWORKSの動作環境が載ってるページ(ダッソーシステムズ社)ソリッドワークスを販売しているダッソーシステムズ社が動作環境を公開しています。CPU・メモリ・OSについては詳しく書かれていますが、グラボについてはぼんやりした情報になります。
ソリッドワークス推奨PCは型番まで分かる
・SOLIDWORKSの認証パソコン検索ページ(ダッソーシステムズ社)
※他の項目は空欄で大丈夫です。項目を1つ選択したら自動的に画面が切り替わります。
項目を一つ選択するだけで動作確認済みの推奨パソコンを調べられます。
自分で推奨パソコンを調べるのが面倒な人は↓この下にあるリストをチェックしてください。SOLIDWORKSの推奨ノートと推奨デスクトップをそれぞれリストアップしました。
SOLIDWORKSの認証済みノートパソコン【2023年6月版】
SOLIDWORKS 認定テストにパスした認証済みモバイルワークステーションです。分かりやすく言うとソリッドワークスが普通に動く推奨ノートパソコンです。
SolidWorks2022推奨PC/有線LAN端子とテンキー付ノートパソコンですが事務所で使うのに適しています。この機種はノートパソコンとしては珍しい特徴がいくつかあります。例えば、大画面で作業領域が広かったり、有線LAN端子があったり、テンキー付きで数字の入力がしやすかったりします。・この機種が推奨PCとして認定される構成〇ThinkPad P16s Gen1にNVIDIA T550(Quadro)CPU:Core i7-1260P/ メモリ:16GB/ グラボ:NVIDIA Quadro T550税込 ¥272.800円~
Pro OS選択可能/SolidWorks2022推奨PC・初期構成だとOSはWindows 11 Pro
・カスタマイズ画面でWindows 10 Proにダウングレードすることも可能。・この機種が推奨PCとして認定される構成〇ThinkPad P15 Gen3にNVIDIA T600(Quadro)〇ThinkPad P15 Gen3にNVIDIA T1200(Quadro)〇ThinkPad P15 Gen3にNVIDIA RTX A2000(Quadro)CPU:Core i7-12700H/ メモリ:16GB/ グラボ:NVIDIA T600(Quadro)税込 ¥371.800円~
SolidWorks2022推奨ノート/高性能グラボ搭載可能高性能グラボを搭載できるのでミドルクラス性能じゃ足りないという人に向いています。値段は高くなりますが、ノートパソコンで本格的に3DCADに取り組めます。
・テンキー有り
・有線LAN端子有・この機種が推奨PCとして認定される構成〇HP ZBook Power G9にNVIDIA T600(Quadro)〇HP ZBook Power G9にNVIDIA RTX A1000(Quadro)〇HP ZBook Power G9にNVIDIA RTX A2000(Quadro)CPU:Core i7-12700H/ メモリ:16GB/ グラボ:NVIDIA RTX A1000(Quadro)税込 ¥379.500円~
SOLIDWORKSの認証済みデスクトップ【2023年6月版】
SOLIDWORKS 認定テストにパスした認証済みワークステーションです。分かりやすく言うとソリッドワークスが普通に動く推奨デスクトップパソコンです。
SolidWorks2022推奨デスクトップ/カスタマイズ自由自在グラボもメモリもCPUも、すべて自由にカスタマイズできるThe・BTOパソコンという感じの機種です。ミドルクラス性能だと50万円くらいで購入できますけど、ハイエンド性能にすると余裕で100万円を超えます。選択肢が多いので初心者は購入時に混乱するかもしれません。ある程度パソコンに詳しい人向け。・この機種が推奨PCとして認定される構成〇ThinkStation P920にRTX A4500〇ThinkStation P920にRTX A5000〇ThinkStation P920にRTX A5500〇ThinkStation P920にRTX A6000CPU:Xeon Silver 4214/ メモリ:16GB/ グラボ:NVIDIA Quadro RTX6000税込 ¥1.273.250円~
SolidWorks2021推奨デスクトップ/ハイエンドマシンソリッドワークスの推奨パソコンのなかでトップクラスの性能を持っています。※メーカーがHPなので個人・法人どちらでも購入可能。カスタマイズできる範囲が広すぎるので初心者は避けてください。初期構成だと低性能なパーツになっていますが、購入前のカスタマイズ画面でハイエンド性能のパーツを選択可能。グラボだけでなく、メモリやCPUも色々選べるように会っています。・この機種が推奨PCとして認定される構成〇HP Z8 G4 WorkstationにQuadro P400〇HP Z8 G4 WorkstationにQuadro P620〇HP Z8 G4 WorkstationにNVIDIA T400〇HP Z8 G4 WorkstationにNVIDIA T600〇HP Z8 G4 WorkstationにQuadro T1000〇HP Z8 G4 WorkstationにQuadro P1000〇HP Z8 G4 WorkstationにQuadro P2200〇HP Z8 G4 WorkstationにQuadro RTX4000〇HP Z8 G4 WorkstationにQuadro RTX5000〇HP Z8 G4 WorkstationにQuadro RTX6000/RTX8000〇HP Z8 G4 WorkstationにRTX A4000〇HP Z8 G4 WorkstationにRTX A5000〇HP Z8 G4 WorkstationにRTX A6000〇HP Z8 G4 WorkstationにRadeon Pro W5500〇HP Z8 G4 WorkstationにRadeon Pro W5700〇HP Z8 G4 WorkstationにRadeon Pro WX 3200CPU:Xeon Bronze 3204 / メモリ:8GB/ グラボ:Quadro RTX A6000税込 ¥1.670.240円~

据置型のPrecision 7920 タワー
DELLは法人と個人事業主のみ/SolidWorks2021推奨デスクトップDELLの法人向けなので個人は買えません(個人事業主はセーフ)。推奨パソコンとして認められるグラボの上限がQuadroP1000なので、ミドルクラスより少し低い性能しかありません。・この機種が推奨PCとして認定される構成〇Precision 7920 TowerにQuadro P400〇Precision 7920 TowerにQuadro P620〇Precision 7920 TowerにQuadro P1000CPU:Xeon Silver 4210/ メモリ:16GB/ グラボ:Quadro P400税込 ¥322.278円~
※SOLIDWORKSの推奨パソコンは以上です。種類が多いので予算に合った機種が見つかりやすくなっています。
(記事おわり)