JW_CADだけを使うなら低スペックのパソコンでも大丈夫です。

JW_CADで扱うのは平面図のデータだけなので高性能なパソコンは必要ありません。2Dで間取り図や設計図を書くなら高性能グラフィックボードは必要ありません。ついでに言うとデータ容量が小さいので低スペックのパソコンでも短時間で読み込みます。


今、手元にパソコンがあればそれを使ってみましょう。多分そのパソコンで動きますから。JW_CADはフリーソフトなので無料で試すことができます。ダウンロードは製作者のホームページ、窓の杜、Vectorなど。どこでダウンロードしても無料です。


まとめ:JW_CAD(平面図)だけを使うなら新しくパソコンを買う必要はありません。

3Dデータを扱うなら特殊なグラボを積んだパソコンが必要

2Dだけでなく3Dモデリングデータを扱うなら特殊なグラフィックボードを使ったパソコンが必要です。JW_CADだけでなく他の3DCADも一緒に使っていきたいという方は低スペックの格安パソコンではダメです。AutoCAD、CATIA、VectorWorks、Inventor、REVITなどを使うつもりならまったく別のパソコンを用意することになります。


3DCADを使うときは専用のグラフィックボード(パソコンのパーツ)が必要になるのです。正確な位置にパーツを表示したりデータを素早く読み込むために必要なパーツです。


具体的にはQuadroやFireproと呼ばれるグラフィックボードです。

Quadro CADで3Dデータを扱うならQuadroとの相性が良い。CADの3DモデリングはOpenGLで表現されているので、OpenGLに最適化されたQuadroの得意分野になります。大きなデータを読み込んでも正確に表示されますし描画速度も早いです。値段はそれなりにしますけどFireProと比べたら安くなります。
FirePro OpenGLに最適化されたグラボなのでCADとの相性は良いですけど、売っている店がほとんどないので購入の段階でつまづくかもしれません。外資系パソコンメーカーで業務用PCに力を入れているところだと売っている可能性があります。



こういう珍しいグラフィックボードは家電量販店には売っていません。3DCADのためにパソコンを買うつもりなら必ず専門店で買いましょう。


2DCADと3DCADでは必要スペックや推奨グラフィックボードがまるで違います。3DCADを使うつもりならパソコン選びのときにQuadroを搭載したパソコンのほうが良いのです。

3DCADを使う人はQuadro搭載PCでOK

3DCADソフトを使うときはグラボがQuadroのパソコンがオススメです。Quadroさえ積んでいればほとんどの3DCADソフトは問題なく動きますし、プロ向けのグラボにしては値段も手頃です。

※CADの3DモデリングはOpenGLで表現されているので、OpenGLに最適化されたQuadroの得意分野になります。大きなデータを読み込んでも正確に表示されますし描画速度も早いのです。


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